あおば歯科クリニックに就職した理由 滅菌対策
こんにちは!
4月にあおば歯科クリニックに入社しました歯科衛生士の小林由佳です。
私があおば歯科クリニックに就職を決めた理由のひとつでもある“滅菌対策”についてお話しさせて頂きます。
そもそも“滅菌(めっきん)”ってどんなこと?と思われる方もいらっしゃるかと思います。
滅菌とはすべての微生物を殺滅または除外し、無菌の状態にすることをいいます。
簡単に言うと菌を殺すということです。
あおば歯科クリニックでは滅菌、消毒専任のクリーンアップスタッフ7人で患者様のお口に入る器機を滅菌しています。
滅菌器もクラスBという世界基準の滅菌システムを使用しています。クラスBとはヨーロッパ規格のプレポストバキューム方式の滅菌器のことです。ちょっと難しそうですが、滅菌前に器材が入ったお釜の中で、真空と蒸気の注入を繰り返すことで、タービンなどのハンドピース内部の中空パイプ内の残留空気を抜き、蒸気を細部まで行きわたらせ滅菌を行います。従来の滅菌器はここまで滅菌できなかったそうです。
あおば歯科クリニックではGCのバキュクレーブ31B+というクラスBを現在使用しています。
クラスB滅菌器 バキュクレーブ31B+
あおば歯科クリニックではこの滅菌に力を入れており患者様のお口の中に入るものは必ず滅菌を行なっています。
例えばスリーウェイシリンジといって、お水と風が出る歯医者さん必須アイテムの先端(ノズル部分)も患者様毎に交換し常に滅菌されたものを使用しています。
スリーウェイシリンジ
こちらは現在55個あります。
実は私も入社して初めて数えましたが、数の多さに驚きました!!
そして、スケーリングといって歯のお掃除の際に使用する超音波スーラーは本体とチップを一緒に滅菌にかけ本体も一緒に滅菌しています。
超音波スケーラー本体とチップ
また当然のことですが、虫歯を削る際に使用するタービンやコントラもしっかりと患者様毎に滅菌、交換しています。
タービン、5倍速、コントラ、ストレートハンドピース、PMTC用ハンドピース
虫歯を削るバーといわれる器具もすべて患者様一人一人滅菌したものを用意しています。
バースタンド
術者が触る部分にはバリアテープといって青いテープを貼っています。こちらも、もちろん患者様毎に張り替えています。
時々貼り替えている途中のスタッフを見かけたことある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当たり前のことですが、グローブ(手袋)や患者様のお顔にかけるタオルなども毎回交換しています。
普段はなかなか直接目にすることのない滅菌対策ですが院内感染を防ぎ、患者様や我々医療従事者を守るためにとても大切なことなのです。
ですから、皆様には安心して歯科治療を受けて頂くことができます。
これは自信を持ってお伝えします!
もしお口のことでお困りのことがございましたら、是非あおば歯科クリニックにご来院ください。
お待ちしております。
歯科衛生士 小林由佳 記