フッ化物洗口法について
おはようございます
あおば歯科クリニック副院長の 昆 美由子です。
クリニックの工事は 新たに床を張ったり、壁を作ったりする作業をしてくださっています。
作業の横を通る うちの女子スタッフが危なくないように、通り道になる部分の床から先につけていただく配慮をしていただきました。
職人さんの優しさが温かく、そしてそのさりげなさがとてもカッコイイと思います!!
プロである私どもも、患者様の為にできることをもっと極めてゆきたいと思いました。
前回はミラノール液のお話でしたが
「あれって洗口液ですよね?」
というご質問にお答えします。
ミラノールは洗口液です。
本来はブクブクうがいをしてお口全体にいきわたらせ最後に吐き出す「フッ化物洗口法」という使用の仕方をします。
前々回に述べたフッ化物歯面塗布法は、うがいを十分に行うことのできない乳幼児にフッ化物応用するための手段として用いています。
わたしは仕上げ磨きついでにフッ素塗布するこのスタイルを0歳から今も続けていますが、ご兄弟がいらっしゃると仕上げ磨きの労力も大変なものですよね。
ですので ブクブクうがいが上手になり、洗口液をのみこまずに吐き出せるようになったら洗口法に切り替えてもよいと思いますよ。
生えたばかりの歯は、歯の形はしていますがとても未熟です。
たけのこをイメージするとわかりやすいです。
成熟した竹は大変強靱ですが、土から顔を出したばかりのたけのこはとてもやわらかいですよね。言い方を変えれば とてももろいのです。
歯も同じ。
とても虫歯になりやすい。、、、だから守ってあげるために今できるかぎりの事をしてあげたいのです。