監査役ヒストリー
幼少時代
おとなしく、控えめで地味でしたが、正しいと思ったことは最後まで貫く女の子でした。とても賢いシェパード犬を飼っていました。猫もいて、いつものところで私の帰りを待っており、雨が降っても待っていてくれました。今もずっと猫を飼っています。犬より猫派です。
少女時代
小学生の頃、母の実家で弟が水難事故に遭いました。近くに居た男性が飛び込んで、沈んでいた弟を海中から引き上げたのです。すでに顔は真っ青で、息をしていませんでした。すぐに人工呼吸をして、幸い九死に一生を得ました。死のふちから帰るというのはああいうことを言うんでしょう。その時の母が弟を叫ぶ声、姿を今も忘れられません。いまでもインパクトがある記憶です。
中学生のときはバレー部で、高校生のときはバトミントン部に所属していました。修学旅行が思い出に残っています。生涯お付き合いできる友人が出来ました。
仕事をはじめて
剣道を続けて長くなります。今では5段になりました。ですが先輩の先生に、何のために剣道をやっているのかとお叱りを受けることがあります。仕事、生活、家庭など、剣道はそれらに全て関係している。そのために剣道を生かさなければいけないと指導を受けました。私がやってきた剣道を仕事に当てはめ、考えながら受付、事務を行うようにしています。
昆先生と出会って
昆先生とは神様がくれた出会いだと思います。私の会計関係を100パーセント信頼して下さっていることがうれしいです。出会う前も、歯科の仕事をしていました。そのため、歯科のことはある程度知っているつもりでした。ところが昆先生と出会ってから、全くわかっていなかったことに気がつきました。最初はそれが辛かったです。
歯周病や根の治療は継続しないと治りません。それを受付の立場で説明してもなかなか理解できない患者様がいらっしゃいます。いわゆる痛くなくなると来なくなるタイプの患者様です。患者様のことを考え、お話するのですが患者様の性格も千差万別です。受付を20年以上やっていても難しいことがあります。
しかし、「居てくれて良かった。あなたが居ると安心なのよ」と言われるときは励みになり、やっていてよかったとうれしくなります。患者様と信頼関係を築けるように努力しています。
院長と共に仕事をさせていただいて、気がついたら70歳を超えていました。これから先、私の持っている歯科の知識を次の世代に伝えたいと思います。