乳歯が自然に抜けました
冠雪した秩父の山並みが青空に映えるこの頃、、、
こんにちは!
狭山市 あおば歯科クリニック 副院長の昆美由子です。
ご挨拶が遅くなりましたが、今年もよろしくお願い致します。
11月の末に子供の下の前歯の乳歯(B)のぐらつきを,左右ともに確認していましたが、
10日ほど前、乳歯左下Bが自然に抜けました。
今回は本人が「自然に抜けるまで待つ」と言っていたので、私としてもそのつもりでおりましたが、始めにぐらつきを自覚していた左より先に右が抜けたことが意外でした。
自然に抜けた時は出血もなく、あっけなくポロンと取れましたよ。
ぐらつきを感じてからの食事は、本人が加減しながら食べていたので、前回より不自由を訴えることは少なかった印象です。
はえかわりが近づくと、歯の根っこが吸収(溶けて短くなってゆく)するため、食事をする際に食べ物を受け止める力が弱くなります。そのため生え変わり期には、虫歯ではないのに歯の痛みを訴えることが多くなります。
うちの場合も例外ではなく、初めは痛がっていましたね。
上の写真のように、自然に抜ける時にはかなり根っこが短くなっているのがわかります。
これを見るとグラグラもするし、噛むと痛いだろうとも思います。
今回の乳歯左下Bは、グラグラする歯のすき間に食べものがはさまったのが気になって、舌で取ろうと押しているうちに歯は抜けたので、理想的な自然脱落だったと思うのです、、、が、何事も理想どおりにはいかないもので、抜けた後に生えてくるべき後続の永久歯がまだみえてきません。
逆に左はグラグラしているものの抜けず、内側から永久歯が少し見えているので、もう少し様子を見て抜けないようであれば、また恭子先生にお願いすることになります。
うちの場合は生え変わる永久歯のための萌出スペース(すきま)が十分あるのですが、それでも歯並びに関しての心配は尽きることがありません(;^_^A
とりあえず、自然脱落成功おめでとう!