虫歯菌に感染するんです
おはようございます
狭山市 あおば歯科クリニック 副院長の昆 美由子です。
梅雨の走りか曇り空が続きましたが、今日はいいお天気ですね。
気が付けばアジサイの花のつぼみが大きくなっていました。咲くのが楽しみです。
下の前歯がその後ですが、だいぶ見えてきましたよ。
右下の1番は ほぼ真ん中にきましたね。
左下の1番は 気配さえなかったことを考えると、すごい成長です。
写真をよく見ると左下1番の表側(唇側といいます)に歯垢らしきものが見えます。
写真を撮ったあと直ちにはみがきをしましたが、歯垢ではなく食べ物の残留でした。
乳幼児期とちがい、自分で自由に食べ物を口にしますので 食のコントロールが大切だとあらためて考えてさせられます。
、、、が、その前に
虫歯予防のためには「どうして虫歯になるのか」という原因を知る事が大切です。
虫歯菌がいるのは皆さんご存知ですよね。
ミュータンス, って聞いたことがある方多いのではないでしょうか。
虫歯の発生には ミュータンス連鎖球菌という、う蝕原性菌(う蝕とは虫歯のことです)の口腔内への定着が大きく関与しているといわれています。
わかりやすくいうと虫歯菌に感染する!
ということです。
近年の多くの報告では、う蝕原性菌であるミュータンスレンサ球菌の口腔内への定着時期がその子供の一生の虫歯のなりやすさを左右すると言っても過言ではない、と述べています。
菌の定着時期は歯の萌出とともに開始され、平均2歳頃に集中し、乳臼歯の萌出とともに急激に感染しやすくなると言われています。
では この菌はどこから、何から感染するのか?ということですが、、、
つづきは次回に。