虫歯予防 第二ラウンド開始!
こんにちは、
狭山市 あおば歯科クリニック 副院長 昆 美由子です。
草木の萌えるこの季節 街路樹のハナミズキやサツキ、ツツジの美しさの目を奪われます。
クリニックの花壇も満開!
当院のクリンアップスタッフの方々が常に水やり・お手入れをしてくださっているおかげで、まだパンジーとビオラが美しさを保ち、来院なさる患者様の目を楽しませてくれています。
下の前歯のその後ですが 内側(舌側といいます)から出てきていた右下1番は、乳歯がなくなったことで真ん中に動いてきました。
下の前歯の場合 乳歯が残った状態で永久歯が顔を出してきた時には、舌側から出てくることがほとんどです。
多くの方が「歯並びは大丈夫ですか?」と心配なさいますが、乳歯が抜けると ちゃんと動いてくるんです。体の生理的な仕組みなんですよね。
顎の大きさ、歯の大きさ、虫歯の有無、遺伝などなど 歯並びに関係してくる要素は様々です。
少なくとも歯並びが知能や身体の発育の障害になるということはありませんので、子育て世代には心配しないでいただきたいのですが 「人の印象は見た目が9割」という言葉もありますので、現代社会を生きる子の親として歯並びを心配する気持ちはよくわかります。歯並びや矯正を考えるお話はまた今度、、、。
まず第一に大切にしたいのは 生えてきた歯をいかに虫歯にしないようにするか!ということです。
言うなれば虫歯予防永久歯編 私にとっては第二ラウンドの始まりで、ここからが勝負だと思います。
小学校高学年にもなれば仕上げ磨きを嫌がるようになってゆくでしょう。そう考えると親が仕上げ磨きの手をかけてあげられるのもあとわずかの期間です。
本人が自分でお口の健康を維持管理できる下地を作るのが大切なつとめで、虫歯のない健康なお口を作ってあげられたら、こんなに素敵な贈り物はありません。
私は歯科衛生士という仕事をしていますが、歯科の様々な治療、症状、疼痛を体験しています。それゆえに
子供だけは絶対に虫歯にしない!!
と、固く心に決めています。
私と同じ思いの親御さんは多いはず。共に頑張りましょう。