ひでみんの矯正、おわりました!1
こんにちは!
あおば歯科クリニックの恭子先生こと、戸村です(*’ω’*)
まだまだは日中は暑いですが、朝夕はだいぶ過ごしやすくなってきました!
季節の変化とともに風邪をひかれる方も増えているようです。
皆さん、体調にはお気を付けくださいね。
そういえば皆さん、最近受付での変化にお気付きでしょうか。
すごく些細なので気付いていない方も多いかもしれません。
でも確実にみているはずです。
それは...
秀美ちゃんの矯正が終わりました!!!( *´艸`)
前の笑顔もかわいかったですが、より美人さんになりました!
昔の秀美ちゃんは、顎が細いため乱杭歯(らんぐいば)でした。
歯茎の検査もすると、健康な歯茎であれば2~3mmのところが、高い値も。。。
乱杭歯というとても磨きにくい歯並びのみならず、
中途半端に生えてきた親知らずも重なって、
歯磨きがさらに難しく、歯周病や虫歯のリスクが高いお口の状態でした。
これはなんとかしなければっ!!
ということで、まず始めたのは歯周病の治療でした。
歯周病の基本は、皆さんご存知、毎日の歯磨きです!
これができなければ、いくら私が頑張ってお掃除しても治りません( ゚Д゚)ノ!
秀美ちゃんの場合、歯の表面にブラケットをつけての矯正が待っているのですから、なおさらです。
秀美ちゃんと二人三脚で一通りお掃除の次は、親知らずの抜歯でした!
なぜ親知らずの抜歯が必要なのかは、院長先生の過去のブログを参考にしてくださいね♡
そして親知らずの抜歯の後は、いよいよ矯正!!
・・・の前に、歯がきれいに並ぶためのスペースづくりです。
秀美ちゃんの乱杭歯の解消方法は2つ。
①歯の並ぶアーチを外に広げてきれいに並べるか。
②歯を抜いて内側に縮めてきれいに治すのか。
ほかにもいろいろ考慮する点はありますが、
抜歯or非抜歯を選択する一つのポイントになります。
矯正を始める前に歯型を取って、模型を作ります。
その模型からそれぞれの歯のサイズを1本ずつ測り、その合計を出します。
それと同時に理想のアーチの長さを出し、歯の幅の合計との差を出します。
その差を解消するのに一番いい方法を選択し、場合によっては差に近いサイズの歯を抜歯します。
右半分:理想的な歯並び
この場合は1本抜いたほうがきれいに並ぶ予測模型です。
実際にこういった模型の並べ替えはやっていませんが、
頭の中でイメージしています。
※これは秀美ちゃんの顎ではありません
要はかなりスペースが必要なのに歯を抜かないでやれば出っ歯のようになりますし、
小さい歯を抜いてもスペースが足らずにきれいには並びません。
逆に少しのスペースでいいのに歯を抜いてしまったら、隙間が残ってしまう可能性も。
そんなことがないように、計算してから抜く・抜かない、そして抜く歯を選んでいるのです。
秀美ちゃんの場合は顎が小さく、スペースがかなり必要であること、
さらに唇が前に出ていることを考えると、
抜歯しての矯正がベストだとして、
上下左右の合計4本の抜歯を行いました。
唇がきちんと閉じられるようになり、出っ歯のイメージがなくなりましたね。
適当に歯を抜いているわけではありませんよ!(笑)
さて、これで矯正の準備が整いました!
いよいよ矯正スタート…というところで、
続きはまた後日!(^^)!