丈夫な歯を作るためには・・・管理栄養士から
皆さんこんにちは。
4月に入社しました、管理栄養士の小池彩乃です!
今回は、
「管理栄養士とはどんな職業なのか!?」
また
「丈夫な歯を作るためには食生活でどのようなことに注意すればいいのか」
についてお話させていただきます。
~管理栄養士とはどんな職業なのか!?~
突然ですが皆さんは管理栄養士という職業についてご存知でしょうか⁉
「歯科医院に管理栄養士⁉」と思われる方も多いと思いますが、お口は食事のスタート地点であり体全体の健康と、とても密接に関わっています。
管理栄養士は、厚生労働大臣の免許を受けた国家資格です。
病気を患っている方や、ご高齢で食事がとりづらくなっている方、健康な方一人ひとりに合わせて専門的な知識と技術を持って栄養指導や給食管理、栄養管理を行う職業です。
ぜひ、この資格を生かし、皆さんのお口と栄養をサポートさせていただけたらと思っています。
~丈夫な歯を作る食事のポイントは⁉~
丈夫な歯を作る食事の最大のポイントは“偏食をしない”ことです。
カルシウムをたくさん摂ると丈夫な歯ができると考えがちですが、カルシウムを摂取するだけで歯が強くなるわけではありません。
乳、乳製品、魚介類、野菜といったカルシウム源を、質の良いたんぱく質などといっしょにバランスのよい食生活の中で摂っていくことがとても大切です。
永久歯がはえた後でいくらカルシウムをたくさんとっても歯を強くすることは出来ませんので、乳幼児期から気をつけましょう。
さらに言えば、母親のお腹の中にいるときからの栄養が重要ですから、健康な赤ちゃんを出産するためにも、常日頃から食生活には気を使いたいですね。
歯をつくるうえで欠かせない栄養素には次のようなものがあります。
たんぱく質、ビタンミンA、ビタミンC、ビタミンD、カルシウム、リン、フッ素。これらの栄養素をバランスよく過不足の無いように摂ることを心がけましょう。
このように一つの栄養素をたくさん摂取するのではなくこれらの栄養素をバランスよく過不足のないように摂取することを心がけましょう。
~最後に~
これから管理栄養士ならではの知識を生かし、少しずつではありますが患者様のお役に立てるよう頑張っていきたいと思っています。
健康は健口から始まります。ですからぜひ幼少期から(できれば母体にいるときから)歯を大事にしていただければと思います。
妊娠時の栄養や産後の栄養などについて、お知りになりたいことがありましたら、ぜひお声がけください☆彡