歯科の定期検診の重要性
こんにちは(*´꒳`*)
スマイルコーディネーターの新谷です。
桜の花も散り、夏が目の前ですね❗️
新しい生活をスタートされた方も多いと思います(о´∀`о)
健康管理をしっかりしていきたいものです。
『健康は健口から!』
しばらく歯科を受診されていない方もいらっしゃると思います。
「今は虫歯はないと言われたから…」
「痛いところはないから大丈夫だと思った」
そんなお話をよく耳にします。
何かお口のトラブルが起きてから歯科に行かれる方が多いのです。
しかし、実際には、あまり自覚症状が無く歯周病が進行していて、以前より歯周ポケットがすごく深くなってしまっていたり…
痛くなってからの来院の場合は虫歯が神経まで進行してしまい、神経をとらなければならないケースもあります。
痛く無い = 虫歯はない
自覚症状が無い = お口のトラブルは無い
ではないのです‼︎
何かあった時だけ歯医者さんへ行くのではなく、是非、定期的に歯科検診を受けていただいて、『健口管理』していただきたいと思います。
日本人の死亡原因は第一位ガン、第二位心疾患、第三位脳血管障害
だったのが2011年からは
第一位ガン、第二位心疾患、第三位肺炎、第四位脳血管障害になりました。
第三位と第四位が入れ替わった形ですね。肺炎が三大死因の一つに上がってきたのです。
そして肺炎で死亡した人のうち96%が65歳以上の高齢者で
その70%以上が誤嚥性肺炎によるものです。
では誤嚥性肺炎とは?
お口の中の細菌を含む唾液や食物が気管や肺に入ることによって発症します。
また就寝中に細菌を含んだ唾液や胃液が肺に入ることもあります。
これを不顕性誤嚥と言います。
2002年米山先生らのグループが、国内11の特別養護老人ホームで行った研究によると、
介護者による毎食後の歯磨きと
歯科医師や歯科衛生士による定期的な口腔ケアを行った結果
肺炎の発生が低下したという実際のデータもあります。
聖路加大学の故日野原先生も雑誌プレジデントで
「歯と糖尿病を患うと取り返しがつかない」
「歯の健康を保つことこそ長寿の秘訣」
と仰っていました。
日野原先生はご存知のように105歳で亡くなられるまで
生涯現役で活躍されていました。
現在日本では平均寿命が、男性80.98歳、女性が87.14歳と、
男女ともに世界第2位になっています。
90歳を超える日も遠くないでしょう。
人生最後の日を迎えるまで、日野原先生のように
自分の歯で好きなものを食べ、やりたいことができたら
どんなに幸せでしょう!!
そのためには、今から始めましょう!
お口の健康管理を!!