~新型コロナウイルス~あおば歯科の取り組み~
あおば歯科クリニックです。
当院のホームページやクリニック内部にも張り紙によるお知らせをしてきましたが
今一度取り組みについてまとめました。
院内感染を防ぐ前提として、37.5以上の発熱やせき・息切れがある場合は念のため受診を控えて頂き、新型コロナウイルス感染症の流行地域から帰国された方や感染症の疑いのある方と濃厚な接触があった場合は、事前に最寄りの保健所に電話で相談し、指示を受けてい頂くようお願いしております。
そもそも不要不急の外出を避ける行動をお願いしているのに、
「歯医者さんに行っても大丈夫?」
「あおばさんいつも待合室混んでるけど、密にならないかしら」
「ニュースで歯医者が一番危険って…」
等々の患者様のご不安やご相談を受けてます。
私自身、今病気になったら同じような不安や悩みを抱くと思います…
そこで皆様に安心して来院して頂けるよう、改めて当院の取り組みを紹介します。
①飛沫感染防止の観点から、受付にビニールカーテンの設置
②新型コロナウイルスに関する問診票
問診に関しては以下の事項です。
- 「37.5度C以上の発熱」や「咳」がある
- 現在、同居する人が自宅隔離を要請されている
- 現在、同居する人に発熱・咳などの症状がある
- 過去14日以内に、海外渡航の履歴がある
- 過去14日以内に、海外から帰国した人との濃厚接触歴がある
- 過去14日以内に、味覚異常、嗅覚異常がある
- 過去14日以内に、屋内で50人以上が集まる集会・イベントに参加したことがある
- 過去14日以内に、感染者数が急増している都道府県に出かけたことがある
③入室時手洗いと手指消毒・検温のお願い
玄関入口・受付・トイレ・診療前にもスタッフが手指消毒をお願いしています。
また受付の際に、非接触型検温のお願いをしております。
④滅菌・消毒処理について
あおば歯科では、以前より滅菌に関しては力を入れていました。お口に入る物は全て使い捨てか滅菌、患者様毎に新しい物を採用しています。このような取り組みはなかなか出来る事ではありません。このような努力により当院は「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」(「か強診」)にも認定されています。これは全国でも10%程と言われております(平成29年4月現在)
スタッフの手指が触る場所にも毎回バリアテープの張替えを実施しております。
※バリアテープというのは、患者さんや医療従事者が、感染性疾患に感染しないように、患者さんごとに張り替えている青いテープです。
⑤標準予防策(スタンダードプリコーション)
受付スタッフを含む、全スタッフにマスクの着用を義務化してます。
治療説明やお会計の際に聞き取りにくい場合がございます。ご迷惑をおかけいたします。
⑥常に換気・各診療室に空気清浄機配置
空気清浄機に関しては以前から設置していましたが、更に増加して稼働しております。また換気の徹底をしてます。寒かったり、暑かったりするかと思いますが、ご容赦願います。(ブランケットも用意があります)
⑦予約時間・待合室
待合室では、患者様同士の間隔を空けて座って頂いております。定期的に待合室に関してもアルコールによる消毒を実施しております。
またお車でお越しの際は、受付の後、お車にてお待ちも可能です。
当クリニックの対策を最後まで読んで頂きありがとうございます。
*4月30日現在 日本歯科医師会が「今日まで歯科治療を通じて患者の中での新型コロナウイルスの感染は1件もない。」と発表しました。
一部のマスコミやSNS等で、歯科特有の感染対策や歯科治療に対して専門的な知識が無い他分野の医学関係者およびコメンテーターの方々が、不正確な知識や短絡的な情報を発信しております。これらの現場と異なる情報によって歯科医療の現場は大変混乱しております。
さらに不確実な偏った情報によって、歯科医療従者やその家族は偏見にさられているとの被害も我々に届いております。
歯科医療の基本は、予防と、早期発見、早期治療です。
お口の健康は複雑かつ繊細で、患者様によって異なります。自己判断をせず、少しでもご不安や、お悩み事がありましたら、お電話頂けると幸いです。
あおば歯科のスタッフは体調管理に細心の注意をして一人の体調不良者もなく今日も元気に勤務しております。
暗いニュースばかりで気も晴れないとは思いますが、私たちはこれからも皆様の健康をお口から命がけで守っていきたいと願い、診療に励んでまいります。
医療法人 桜光会 あおば歯科クリニック 理事長 昆 敏明